長いようであっという間だったMPの舞台が終わりました!
初めて関わらせていただいたModel Production。初の全幕ミュージカル振付!!
各大学からお芝居や英語、ミュージカルに興味がある学生たちが集まり、主に春休みを活用して、短期間で舞台を仕上げるプロジェクトです。
ミュージカルはそれぞれの曲にストーリーがあって、曲ごとに多様な感情表現ができるので、振付師冥利に尽きるなぁと改めて。奈良橋陽子さんはじめ多くの方から、この舞台についての嬉しいお言葉をいただき、スタッフ一同嬉しい気持ちでいっぱいです。
MP出身者である俳優の藤田朋子さんもブログに感想をアップしてくださいました!ぜひご覧ください!
2月のオーディションで、フレッシュなエナジーに満ち溢れ、迸るような輝きを放ちながらこの舞台に臨んでくれた学生たち。「今見ているみんなが稽古期間でどのように変化していくのか」本当に楽しみでした。
稽古期間からそれぞれの参加者がそれぞれの立場でもがき、できなくて葛藤すること、周りの皆とうまくコミュニケーションが取れず歯がゆい気持ちになること、頑張りたくても努力の方法が変わらないこと、色々あったと思います。もちろん私たちスタッフもです。
実際に今年は例年に比べて、良くも悪くも、ドラマティックな出来事が多かったようです。稽古中も公演本番中も、何かしらハプニングがあり、一時たりとも気の抜けない、そんな印象でした。でも、自分の経験からもそうですが、大変な事が起こった現場ほど、その時の仲間の絆が深まる傾向にもあると思います。
今すぐには気付けなくても、数年後、あの時の私はこうだったんだな、あの時のあの人の言葉はこういう事だったんじゃないか、なんて気付ける事が一つでもあれば、それは本当に尊い事だなと思います。
本番は、本当に皆イキイキと輝いていて、多くのパワーをもらいました。観に来てくださったプロの方でも、「プロになるにつれ、得るものと失うものがどうしてもある。ピュアな学生の公演は、忘れていた大切なことを思い出させてくれるね。」という意見もいただきました。
本当にその通りで・・・学生だからこそ、知らないからこそ向こう見ずにチャレンジできちゃうことが必ずあります。もちろん年を重ねても出来るけど、自分の蓄積した経験が、時に自分にストップをかけることも出てくるのです。みんなの姿から、学ぶことがたくさんありました。
大道具も照明も音響も衣装もメイクも生演奏も!本当に全てを自分たちで創り上げたというこの経験を糧にして、ぜひ学生の皆さんには更に羽ばたいて行って欲しいなと思います!!
このMPを支えてくださった奈良橋陽子さんはじめ、OBOGの皆様、協賛企業の皆様、ソーシャルアドバイザーの皆様、改めて素晴らしい機会をありがとうございました。
これからも奈良橋陽子さんの舞台に対する、人に対する愛情が代々受け継がれ、MPが長く続いていく団体となるよう、心からお祈りしています。
2018.05.06 SaUrI
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