先日、ご縁があり恵比寿のサラ・アンダルーサにフラメンコを鑑賞しに行ってきました!
フラメンコといえば、真っ赤なドレス、情熱的なダンスを連想しますが、
"フラメンコ"という用語は、歌と演奏(ギター)とダンスの三位一体を指すとのこと、どれが欠けてもフラメンコとは言えない。
踊りだけを指すわけではない部分に強く共感、納得しました。
今回踊られていた「河内さおりさん」
「ダンサーだったら是非見た方がいい」とお勧めされて伺ったのですが、
とても美しかったです。。。
情熱的でドラマティックで、とても心が揺さぶられました。
思ったより足のステップが多く、またとんでもなく手先・指先の動きが美しかったです!
歌い手の方も、ギター奏者の方も、何とも言えない表情で世界観に没入していて、何だかそれぞれの「人生」を感じる、そんなことを思いながら見ていました。
本日ライブが行われたのは恵比寿の老舗レストラン「サラ・アンダルーザ」
1999年創業。スペイン南部アンダルシア地方にあるタブラオの雰囲気をそのままに、臨場感溢れるフラメンコショーとお食事が楽しめるスペインバルとのこと。
お店のオーナーともお話ができましたが、彼から伺えたお話がとても興味深かった。
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「フラメンコとは人生を表現している。突き詰めていくと、”間”の大切さを強く実感し、日本文化の”侘び寂び”と非常に通ずるものを感じるようになった。」
「フラメンコは12カウントで構成されていて、それは時計の針と同じ数でしょ。人間の時間(人生)を表している。」
「歌と踊りとギターが相まって、生物(なまもの)のパフォーマンスが出来上がる。毎回、毎日、それは全て異なる。記録はできないもの。」
まだまだお話を聞きたかったけれど、短い時間の中でも、彼の哲学を全身に感じて、とても心地がよかった。やっぱり一つのものを突き詰めている人から滲み出る言葉・哲学には、凄みがあるなと改めて実感しました。
河内さおりさんとも、終演後にお話させていただきましたが、ステージを下りたお姿もすごく美しく、品があり、一瞬で好きになってしまいました。
謙虚で、気品に満ち溢れ、やはり一流の方の人間性は素晴らしいなぁと実感させられました。
毎日のようにフラメンコを感じられるライブが目白押し!!
恵比寿駅からも近いので是非行ってみてくださいね!!!
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